競輪の勝ち上がりとは|予選から決勝までの流れ

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競輪の車券購入は20歳以上のみ可能です。

競輪は1日で完結する競技ではありません。同じ選手たちが数日かけて戦い、勝ち残った者が最終日の決勝に進みます。

出走表に「予選」「選抜」「準決勝」「決勝」と書かれているのはこのためです。この仕組みを勝ち上がりと呼びます。

勝ち上がりを知らないまま買っていると、「なぜこのレースは実力差が大きいのか」「なぜ最終日は堅いのか」が分かりません。逆に理解していれば、同じ開催でも日によって買い方を変えるという判断ができます。


1シリーズは3日制か4日制

競輪の1つの開催(シリーズ)は、連続した数日間で行われます。

日程主な該当
3日制F1・F2など通常の開催
4日制G3など
6日制G1の一部

グレードによって日数が変わります。格付けの違いは競輪のグレード|GP・G1・G2・G3・F1・F2の違いを参照してください。


勝ち上がりの基本形

3日制の場合、大まかな流れは次のようになります。

日レース名内容
初日予選全員が走る。上位が翌日の準決勝へ
2日目準決勝予選の勝ち上がり同士。上位が決勝へ
最終日決勝勝ち残った9人(または7人)で優勝を争う

上に行くほどメンバーの実力が揃っていきます。これが予想に直結します。

決勝に残るのは9人

9車立ての開催なら、決勝に進むのは9人です。そのシリーズで最も良い成績を残した選手たちが集まるため、決勝は実力が拮抗し、力の差では決まりにくいレースになります。

勝ち上がりの人数や方式は、グレードや競輪場によって細かく異なります。「予選→準決勝→決勝」という骨格は共通ですが、詳細は開催ごとの番組表で確認してください。


「選抜」「特選」とは

出走表には予選以外のレース名も出てきます。

レース名意味
予選勝ち上がりをかけたレース
特選前評判の高い選手が集まる初日の一戦
選抜勝ち上がりから外れた選手が走るレース
一般同上。順位決定に関わらない

ここが重要です。「選抜」「一般」と書かれたレースは、勝ち上がりのかかっていないレースです。

選手にとっては着順の意味が変わるため、必ずしも全員が最後まで無理をするとは限りません。一方で競走得点は着順で動くので、得点を意識して走る選手もいます。

同じ開催でも、レース名によって選手の動機が違う。これを踏まえるだけで、買うレースの選び方が変わります。


日によって予想の難易度が変わる

勝ち上がりを理解すると、日ごとの性質が見えてきます。

日性質予想のしやすさ
初日(予選)実力差が大きい組み合わせが混ざる比較的読みやすい
2日目(準決勝)勝ち上がり同士。差が縮まる中間
最終日(決勝)実力が拮抗。展開勝負難しい

意外に思われるかもしれませんが、一番の注目レースである決勝が、最も予想が難しいレースです。

強い選手だけが集まるので競走得点の差が小さく、ラインの並びと展開で決まります。逆に初日の予選には、S級の中でも得点差の大きい組み合わせが生まれることがあり、力の差がそのまま出やすくなります。

「初日は堅い」と決めつけるのも危険です。初日は選手同士の連携が固まっておらず、当日の並びが読みにくいという別の難しさがあります。どの日にも固有の難しさがある、という理解が正確です。


シリーズ全体を追うと精度が上がる

勝ち上がり方式の副産物として、同じ選手を数日続けて見られるという利点があります。

  • 初日に先行して力尽きた選手が、2日目にどう走るか
  • 前日に落車した選手が、翌日どこまで戻しているか
  • ラインの並びが日を追ってどう変わるか

初日のレースを見ておくと、決勝の出走表を見たときに得点や決まり手の数字以上の情報が手に入ります。シリーズを通して1つの競輪場を追うのが、競輪の情報の集め方として最も効率的です。

出走表の読み方は競輪の出走表の見方|初心者が見るべき項目はここだけにまとめています。


まとめ

  • 競輪の1シリーズは3日制・4日制などで行われる
  • 流れは予選 → 準決勝 → 決勝。上位が勝ち上がる
  • 決勝に残るのは9人(9車立ての場合)
  • 「選抜」「一般」は勝ち上がりのかかっていないレース
  • 上に行くほど実力が揃うため、決勝が最も予想が難しい
  • 初日は実力差が出やすい反面、連携が固まっておらず読みにくい面もある
  • シリーズを通して同じ開催を追うと、出走表に出ない情報が手に入る

レース名を見るだけで「このレースに何がかかっているか」が分かるようになります。買うレースを選ぶ段階から差がつくところです。


補足:無理のない範囲で

競輪は公営競技であり、車券の購入は20歳以上に限られます。

各投票サイトには購入限度額を設定できる機能が用意されています。のめり込みが不安な方は、あらかじめ上限を決めておくことをおすすめします。

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