競輪のバンクは3種類|333m・400m・500mの違い

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競輪の車券購入は20歳以上のみ可能です。

競輪の予想記事を読んでいると「ここは333だから」「500バンクは差しが決まる」といった言い方が出てきます。

バンクとは競輪場の走路のことです。そして競輪場は全国にありますが、走路の1周の長さ(周長)が同じではありません。同じ選手が同じ組み合わせで走っても、バンクが変わると結果の出方が変わります。

ここが競馬と大きく違う点です。競輪では開催場を見た時点で、どんなレースになりやすいかの予測が半分ついています。

このページでは3種類のバンクの違いと、それが着順にどう影響するかを説明します。


周長は3種類、レース距離は一定

競輪で使われるバンクの周長は333m・400m・500mの3種類です。

そして重要なのが、1レースで走る距離は約2,000mに決められているという点です。周長が違えば、周回数で調整されます。

周長周回数(約2,000m)採用している競輪場
333m6周少数
400m5周43会場中31会場と最多
500m4周宇都宮・大宮・高知・熊本の4場のみ

つまり標準は400mバンクで、333mと500mが例外という構図です。

競輪場以外では、国際規格の250mバンク(ドームなど)も存在します。ただし通常の競輪開催で使われるのは上の3種類です。


周長が変わると何が変わるのか

周長そのものより、周長に付随して変わる2つの要素が効きます。

1. カント(走路の傾斜)

バンクはコーナーが傾斜しています。この傾斜角度をカントと呼びます。

周長が短いバンクは、コーナーの半径も小さくなります。半径が小さいまま高速で曲がると外に飛び出してしまうので、カントを急にして選手を内側に押さえる必要があります。

つまり——

  • 333m … カントが急
  • 500m … カントが緩い

2. みなし直線距離

最終コーナーを抜けてからゴールまでの直線の長さをみなし直線距離と呼びます。

333mバンクはこの直線が短い傾向があります。1周が短いので、直線も短くなります。

この2点が組み合わさって、バンクごとの「決まりやすい脚質」が変わります。


バンク別の傾向

333mバンク:先行が残りやすい

カントが急で直線が短い。カントを利用したスピード勝負になりやすく、先に前へ出た選手が、抜かれる前にゴールに届いてしまう展開が起きやすくなります。

さらに6周と周回数が多いため、位置取りの攻防が長く続きます。

400mバンク:標準

31会場が該当するため、これが競輪の基準です。データを比較するときは、まず400mバンクを基準に考えると分かりやすくなります。

500mバンク:追込が決まりやすい

カントが緩く、1周が長い。直線も長く取れるため、後方から差しに来る選手に届く余地が大きくなります。

先行した選手は長い直線で失速し、後ろから来た選手に交わされる——という決着が増える傾向があります。

これらはあくまで「傾向」です。バンクの形状は同じ周長でもカント角度やみなし直線距離が場ごとに異なります。バンクだけで結果が決まるわけではなく、選手の力量とライン構成のほうが影響は大きいと考えてください。


脚質と組み合わせて見る

バンクの傾向が意味を持つのは、出走選手の脚質と突き合わせたときです。

500mバンクで、出走メンバーに強力な追込型が揃っている——この状況ならバンクの傾向とメンバー構成が同じ方向を向いています。逆に333mバンクに先行型が1人だけいるなら、その選手の位置が焦点になります。

脚質の区分と出走表での見方は競輪の脚質|逃げ・追込・両の違いで解説しています。

また、周回数が変わるとラインの組み替えが起きるタイミングも変わります。ラインの基本は競輪の「ライン」とは?初心者がまず理解すべき仕組みを先に読んでおくと、バンクの話がつながります。


自分が買う競輪場のバンクを調べる方法

投票サイトや公式サイトのレース情報ページに、開催場のバンクデータが掲載されています。確認したいのは次の3つです。

  1. 周長(333 / 400 / 500)
  2. みなし直線距離
  3. カント角度

同じ400mバンクでも、みなし直線距離が40m台の場と60m台の場では決着の傾向が変わります。よく買う競輪場が決まってきたら、その場の数値を覚えておくと判断が速くなります。


まとめ

  • 競輪のバンクは333m・400m・500mの3種類
  • レース距離は約2,000mで一定。333mは6周・400mは5周・500mは4周
  • 400mが43会場中31会場で最多。これが基準
  • 500mは宇都宮・大宮・高知・熊本の4場のみ
  • 333mはカントが急で直線が短く、先行が残りやすい
  • 500mはカントが緩く直線が長く、追込が決まりやすい
  • バンクの傾向は脚質・ライン構成と突き合わせて使う

バンクは開催が決まった時点で分かっている情報です。レースを見る前に確認しておくと、展開の予想がしやすくなります。

※会場数・周長の区分は公開されているバンクデータにもとづきます(2026年8月17日確認)。競輪場の改修や開催休止で数値は変わる可能性があります。


補足:無理のない範囲で

競輪は公営競技であり、車券の購入は20歳以上に限られます。

各投票サイトには購入限度額を設定できる機能が用意されています。のめり込みが不安な方は、あらかじめ上限を決めておくことをおすすめします。

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